税理士探しで、よくある失敗例を2つご紹介します。

その1 知人から紹介された税理士。
知人からの紹介であれば必ずしも満足できるとは限りません。
契約後話を進めていくと、「そもそも業種や事業規模が合わない。」「人柄が合わない。」「連絡が遅く、まめに相談できない。」など、契約を後悔してしまう要因は多くあります。
しかし、紹介してくれた知人との関係を考慮して、結局契約を継続してしまうことに...。

その2 税理士事務所に相談
事務所に相談をしたが、売上や事業規模が小さすぎるとの理由で、無下に扱われて、嫌な気分に。
こうしたトラブルは、税理士選びにつきものです。

そこで活用したいのが、税理士紹介サービス。
多数の税理士から選択でき、自分に合った税理士を選ぶことができます。
紹介サービスは一定の基準をクリアした税理士事務所のみを登録しているので、品質の高い税理士事務所を選ぶことができます。

専任の担当者と面談することで、自社の業務内容や方針をヒアリングしてもらい、必要な税理士の条件を判断してもらうことが大切です。
税理士によって得意な業種や事業規模が異なるため、自分では気がつけない条件があるかもしれません。

ただし、確定申告だけを依頼する場合は、どの税理士を利用しても大差ないため、紹介サービスが必要とは限りません。

経験が乏しい紹介担当者や税理士の場合、税理士の空き状況や地域性だけを判断基準に紹介されることもあるため、せっかくの紹介サービスがうまく機能しない場合があります。
また、特に気を付けていただきたいのが、契約前と契約後で態度が変わってしまう税理士がいるということです。
契約時には好印象だったのに、いざ契約をしてみると無下に扱われる。といったことは、相談事例として多く聞かれます。
これらの問題を避けるためには、契約前に以下の点を確認することが重要です。

・アフターサポートをどの程度提供するか明確化してもらう
・サービスの範囲と品質を明確にする
・契約前に他の顧客の評価やフィードバックをチェックする

これらを考慮することで、より信頼性の高いサービスを選ぶことができるでしょう。